用語解説
ここでは分かりにくい用語を解説します。 なお一般的な用語については説明不足があると思うので、詳細は各自調べてください。
分かりにくい用語や本モジュールでのみ使用している用語で記載忘れがあった場合など、 ご連絡いただけると幸いです。場合によってはここに反映したいと思います。
一般用語
- ゲームパッド / パッド / ゲームコントローラ
- ゲーム用のコントローラのこと。パッドやジョイパッド、ジョイスティックなどの呼び方がある。本モジュールでは「ゲームパッド」と呼称するようにしている。
- ゲームパッドID
- OSが接続されたゲームパッドを管理するために割り当てているID。
PCに接続されたゲームパッドに重複しない整数値が割り振られている。
XP以降はIDを確認できず、またユーザーが任意の値に変更することも出来ない。そのかわりIDをあまり意識せずに使用できる仕様となっている。XPより古いOSではID値をユーザーが確認することが出来た。
本モジュールではJStickSearchID
命令を使用することで、ID番号を気にすることなく使用することが出来る。 - アナログスティック
- スティック状の入力装置で、0x0000~0xFFFFの値を返す。
PSのデュアルショックに2個付いているアレ。X-BOXやゲームキューブのコントローラにも2個ついている。
最近のPC用コントローラでもアナログスティックが付いたものが増えている。(その反面、FC時代のクラッシックタイプのコントローラも増えている。)
本モジュールでは、アナログ値の取得も出来るが、アナログスティック入力を擬似十字キーとして扱うことも出来る。 - フォースフィードバック
- ゲームパッドに搭載された振動機能の事。
フォースフィードバックに対応するためにはDirectInputが必要であるため、本モジュールでは対応予定はない。フォースフィードバックを使用したい場合は、CK JOYFORCE DLLを使用してください。 - ハットスイッチ
- POVとも呼ばれている。本来は視点の操作や切り替えなどに用いられる。
北を規準に右回りに値が増え、8方向の入力が出来る。通常は角度値(DEG×100)を返す。
しかし、本モジュールでは十字キーとして扱うのでハットスイッチとしての方向についてはまったく気にしなくていい。
本パッケージ独自の用語
- パッド設定番号
- 本モジュールが管理するID。 1つのIDにつきゲームパッド1個1パターン分のデータを管理している。 32パターン(=PCFGID_NUMMAX)を管理できる。ゲームパッドごとに、どのパッド設定番号の設定を使用するかを指定できる。
- ボタンID
-
ゲームパッドのボタンに割り当てた固定のID番号。ボタン名に相当する。
ボタンIDとボタン名の対応は
JStickCfg
命令を参照。 - 十字キー
-
いわゆる方向ボタンのこと。
一般には、ゲームパッド(コントローラ)に付いている十字型をした方向ボタンのことをさすが、
このボタンが何を出力するかはハードによってまちまち。アナログ値であったりハットスイッチであったりする。
ものによってはボタンの出力を切り替えて使用できるものもある。
十字キーというものはコントローラの規格上は存在していないが、ユーザーの心の中ではしっかりと存在している。
本モジュールでは、このようなユーザーと規格の差を埋めるため、ハットスイッチとアナログ入力を方向キーとして扱うことが出来るようになっている。 - アナログスティックID
- ジョイスティック(アナログ入力)の第1軸~第6軸に割り当てた 0~5 の番号。 配置変更などの際にアナログスティックの名前として使用している。