ミニハン 裏話

ミニハン

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ダマサレター

先ずはじめに、
「このゲームは、連打系3Dアクションゲームです。
剣と魔法の世界を舞台に、主人公で剣士の少女が活躍する物語となっています。」
この言葉に偽りはありません。
そして公開している画像もゲームのスクリーンショットです。

しかし、スクリーンショット3Dアクションの文字に胸躍らせ wktkしながらzipを解凍したユーザーは少なからずいたことでしょう。
そんなユーザーの方々に心からお詫び申し上げます。
すみません。確信犯です。m(_ _)m

最初からつりをやる計画だったわけではなく、途中からの思い付きでこのようになりました。
ダウンロード前~オープニングとゲーム本編とのギャップを楽しんでいただけると幸いです。
ギャップを楽しんでいただけた方は、「ダマサレター」(棒読み可)と一言いただけると作者は大変喜びます。

紙人形劇

ペープサートとは紙人形劇ペーパーシアター(paper theater)の和製英語。
ゲームの起動時に表示される「Pap Theat」はいい加減なスペルです。

ミニハンではd3moduleで紙人形劇をやってみました。
これは構想から締め切りまでの時間が極端に短かったため(2ヶ月もない) 用意するデータ量(調整含め)を削減するための対策でした。
3Dだとモデリング、テクスチャ、モーション作成といった多大な作業量も 紙人形ならbmp1枚用意すれば足りるわけです。
さらに、紙人形というチープさと画像のバランスを考えると、画像のチープさを 増すために画像作成に時間をかける必要がなく、結果時間を節約することが出来ます。

紙人形のCGは前例があり、エンディングを見て気づいたかもしれませんが、ミニパトがそれです。(ゲームじゃなくて本編のほうです。ゲーム版は見たことありません。)
おかげで完成をイメージしながらの作成が出来ました。
そういえばオープニングも気づけばミニパトっぽくなってましたね。

ところで、今考え直してみれば、これ、Easy3Dかhgimg3でやったほうが簡単だったかもしれません。
データ作成が大変といっても板ポリゴンに貼り付けるだけだし。
モーションや描画の管理もずっと楽だったはずです。
何でd3moduleでやったんだろう…。orz
思えば最初にd3moduleありきだったような気もします。マトリックス演算モジュールの影響で。
…まあ、結果的にはd3moduleの利用法の可能性を広げたということで、結果オーライということで。w


それにしてもエンディング以外は立体感がない…。orz
立体視モード付ける計画もあったけど間に合わなかったし。(つけても見れない人多数出るだろうけど。)

やり込みプレイ

ゲーム終了後、製作者クレジット終了後にタイムが表示されます。
これは、オープニングからエンディング終了までの経過時間を表したものです。
2週目以降は、タイトルバーにタイムが表示されます。
短いタイムでクリアすると、記録更新と表示されます。
お気づきだったでしょうか?

ここまでくるとお気づきでしょう、このゲームはクリアすることは目的じゃないんです。
クリアタイムを競うゲームなんです。
伊達にぬるいわけじゃないんですよ。

好タイムを出すポイントは、
・いかにすばやくイベントをスキップするか。(無駄なく右クリック。)
・スタート前の3秒間でどれだけ休憩できるか。
といったところでしょうか。


本来ならこういった遊び方を追求・発見するのもゲームの醍醐味なんですが、 多分気づくほどにユーザーはたくさんいないので自白することにしました。orz
遊び方を考える楽しみ、技術を追及する楽しみ、これらを詰め込んでみたんですが…発見させる工夫が足りない気もします。
蛇足解説すみません。

紙人形劇 by d3module

紙人形劇のような不透明で前後関係のある映像をd3moduleで作るためには、 画像を描画する順番を考慮しなくてはいけません。
Zソートというやつです。

d3moduleのzソート描画といえばfujidigさんがすでに実践しています。
おかげで、d3moduleで紙人形が出来るという発想にもすぐに結びつきました。
結局fujidigさんのスクリプトはあんまり見ずに、ソートもdll使ってやっちゃいましたが…。

これで表示は出来ましたが、紙人形劇なので動かす必要があります。
これは以前作ったMatrix演算モジュールが使えそうと分かっていました。

これらが理由で作成に踏み切ったという経緯もあります。
この時点でEasy3Dのほうが簡単かもと気づけばよかったんですが…。orz

開発エピソード

この作品の発端は確か9月になったばかりか、8月末のころにさかのぼります。
IRCで、HSPコンテストの作品登録が少ないので何か追加で出したいな。
作るなら小物ゲーム。小物なら連打系かな?なとど、と適当なことを言っていたところ、
「ではモンハン風RPG作ってください。」
と言われてしまいました。
「てことは、モンハン風小物連打系RPGですね。」
などと適当なことを返答しつつ、2ヶ月以内で全作業終了できそうなプランを考えてみた結果ミニハンが出来上がりました。

RPGの部分は経験値うんぬんの部分に面影がある程度で実装できませんでした。
作り始めたころはもう少し選択肢とか用意してロールプレイできるようにしたいと考えてたんですが無理でした。

構想~完成まで2ヶ月はきつかったです。もう無理。

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