HSP3DrawPlus

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HSP3DrawPlusモジュール Ver.1.00 (2025/5/18)
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 HSP3DrawPlusは、HSP3の標準命令に不足している描画機能を少しだけ補うモジュールです。 標準命令で作っているので、DLL不要でHSP3Dishでも動作します。

DEMO

 例えば次のように記述すると、太さを持つ線分が描画できます。 この他については、付属のサンプルスクリプトを参照してください。

HSP3

	#include "HSP3DrawPlus.hsp"
	linewidth 10	; 太さを指定
	linew 50,  30, 300,  30

主な機能

 このモジュールでは、HSP3の標準描画命令では少しだけ不足している機能を手軽に補うことができます。 使用方法も標準描画命令にならった書式を採用しているため導入も簡単です。 各描画命令はgmodeの設定が反映されるため、半透明描画に対応しています。

 使用できる命令は以下の通りです:

linewidth
線の太さを設定
setLineMode
線の描画モードを指定
arcl
円弧を線で描画
boxl
矩形を線で描画
circlel
円を線で描画
linew
太さを持つ直線を描画

各命令を使用したサンプルスクリプトを付属しています。

基本的な使用方法

 linewidth 命令で線の太さを設定して描画すると、指定した線の太さで図形を描画するようになります。

 setLineMode 命令を使用すると、線の書き方を変更することができます。 太さを持つ線で描画するか、太さを持たないline命令を使用するかを指定できます。 また、linew命令を始点指定なしで描画した場合に、ジョイントの処理をどうするかを指定できます。

arclboxlcirclellinew
 なるべく既存の命令に近い感覚で使えるように作成してあります。

arclcirclel
 circlel命令はarcl命令の終了角度の引数を省略したものです。 本モジュールでは曲線が描画できないため、直線を使って円を描画しています。 直径が大きい円を描く場合は分割数を多く、直径が小さい円を描く場合は分割数を小さめに設定すると美しく描画することができます。

動作環境

 Windows版HSP3、HSP3Dishなど、HSP3が動作する環境であれば問題なく動作するはずです。

インストール方法

 ダウンロードしたzipファイルを展開し、 中にあるフォルダをそのままHSP3のインストールフォルダに上書きコピーしてください。

 HSP3アップデーターに対応しています。 導入方法についてはこちらをご覧ください。

使い方

 スクリプトの先頭で以下のように記述してください。

HSP3
	#include "HSP3DrawPlus.hsp"

 詳しい手順については、HSP3Dishのマニュアルをご参照ください。

サンプルプログラム

 本モジュールには以下のサンプルプログラムが付属しています。

HSP3DrawPlus_sample_linel.hsp
linel命令を使用したサンプルです。
HSP3DrawPlus_sample_boxl.hsp
boxlを使用したサンプルです。
HSP3DrawPlus_sample_arcl.hsp
arclを使用したサンプルです。
HSP3DrawPlus_sample_circlel.hsp
circlelを使用したサンプルです。

作成者

作者:GENKI

ライセンス

 このモジュール「HSP3DrawPlus」は MIT ライセンスで提供されています。 詳しくは付属の LICENSE.txt をご確認ください。

 これらのファイルは条件の範囲内で自由に使用・改変・再配布が可能です。 再利用される場合は、著作権表示とライセンス表記をソースコード中または配布物に明記してください。

履歴

2025/05/18v1.00 ・公開開始

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